予防美容でそもそも傷ませない施術を
こんにちは、吉川美南駅のオーガニックコンセプトサロンNfractalです。
美容室では、当店含めトリートメントメニューが必ずと言っていいほどありますよね。
カラーやパーマなどのケミカル系の施術に付け加えて一緒にやる方も多いのではないでしょうか。
確かに一緒にやることで当日のダメージを最小限に留めながら、色持ちや手触りをよくするので当店でもトリートメント施術をおすすめしています。
でも、「トリートメントをサロンで毎回やっているから大丈夫」なんて思っていませんか?
実はトリートメントは髪を直している(修復)しているわけではなく「補修」しているので、その効果は期間限定のものとなります。
つまり、美容室でトリートメントをして「2週間程持ちますよ」などと言われたことがあるかと思いますが、それは2週間かけて日々のシャンプーなどで髪の内部を補修していた成分がだんだんと流出して、なくなっていく期間のことを言っています。
2週間しか持たないなら意味がない?
どうしたらいいのでしょう?
今回はそのような髪を傷ませないことについて解説していこうと思います。
目次
どのようなパターンがあるか
サロンでのシステムトリートメントを最大限生かすには、パターンとして以下の2つが考えられます。
➀サロントリートメントの施術を2週間に一回受ける
先ほど、「2週間ほどで徐々にトリートメント効果が薄れていく」と書きましたが、
この①のパターンは、そのトリートメントの効果がなくなりきる前にもう一度トリートメントを行うというものです。
もし費用面、時間面でこのパターンが可能であるならば、髪のためのベストな方法だと思います。
システムトリートメントは多段階になっていることがほとんどで、髪の内側から外側までしっかり補修してくれます。
そのトリートメントによる効果で、手触りだけでなく、日々のシャンプーやスタイリング、紫外線など、あらゆるものからのダメージを軽減してくれることにもつながりますので、なるべく髪を傷ませない生活が送れます。
そして、その効果がなくなりきる前に、2~3週間ほどで再度トリートメントをサロンで行うことで、再び元のトリートメント効果が得られるだけでなく、重ねて行われたことにより、より強固な効果が得られるようになり、質感等が向上します。
当店でも2~3週間のペースでトリートメントをされているお客様はいらっしゃいますが、常に髪質が良く、むしろどんどん良くなるので驚かされます。
「毎回カットしないから」という方であれば、
例えば、カットとトリートメントの日、次回はカラーとトリートメントの日、などのように、よほど気にならない限り毎回カットとカラーとトリートメントをするのではなく、あえてメニューを分解することで効率的にトリートメントがメニューに組み込めるのではないかと思います。
(当店もそうですが、美容室ではトリートメント単品に対してシャンプーブロー料金が別途かかるところがほとんどですので、上記のようにメニューを分解することでちょっとお得になったりします。)
②サロントリートメントを施術につける、プラスでホームケアを行う
2つ目のトリートメント活用パターンが、「サロントリートメントを月に一回、プラスでホームケアを行う」です。
これは、パターン①が困難である場合に次に有効な方法であると考えます。
例えば、カットとカラーで2か月に1回美容室に行っている場合、そこにシステムトリートメントを追加、そしてサロンのホームケアアイテムを日々の自宅ケアで使用する、というものです。
おそらくシステムトリートメントを活用している方の中でこの方法の方が一番多いのではないでしょうか。
サロンで取り扱っているようなホームケアは、市販のものよりもお値段は張りますが、その分サロンのシステムトリートメントとまではならないにしても、効果が高いものとなっています。
そのため、サロンで行ったトリートメントの効果の減少を抑えてくれる役割をするので、2週間だった物が4週間など、より長くいい状態で過ごすことが可能になるということになります。
これはただいい状態で過ごせるだけではなく、次回のカラーの色持ちや、その次のカラーの色持ちなど、日々のケアをしっかり行うことで、サロンでの施術も良い感じに仕上がるという好循環が回ります。
ぜひホームケアも意識してみてください。
なるべく施術で傷ませない
ここまでは、いかにサロンのシステムトリートメントを生かしていくか、髪を良い状態で保っていくか、という点について話してきましたが、今度は「そもそもダメージを最小にするには」という視点でお半死していこうと思います。
カラーで傷ませない
初めに、当店では、「当日の頭皮や髪のダメージを最小にしながら施術を行う」、「5年後、10年後の頭皮の健康のために低刺激の薬剤を使用する」という理由ですべてのケミカルメニューでオーガニック薬剤使用しています。
例えばカラーリングですが、「」という投稿を見ていただければわかりますが、
通常の薬剤に比べて、ジアミンがかなり刺激の少ないものに置き換わっていたり、
植物性の成分を多く含むことで髪へのダメージが軽減される薬剤になっています。
当店が、「予防美容」の発想を大切にするため、選び抜いている製品であり、
サロンのシステムトリートメントをするにしてもしないにしても、先々の頭皮と髪を思いやるには、
オーガニックの優しい薬剤だと思っています。
ヘナなどの植物性のカラーリングだと、髪がきしんだり、色の幅が少なかったりしますが、
当店で扱っているオーガニックカラーは、通常のカラーの刺激やダメージを最小限に抑えて、
色の幅も楽しめるものとなっています。
もちろん白髪染めも可能ですのでご相談ください。
パーマで傷ませない
当店ではパーマ剤もオーガニックの優しい薬剤を取り扱っており、
パーマ独特の残臭が少なかったり、ダメージレスだったりと、これもカラーと同じく、
デザイン性をあきらめずに、オーガニックの良さを取り入れることに成功している薬剤です。
カラーとパーマを両方やっている方もいるでしょうし、パーマしかやっていなかったとしても、
頭皮につくものですので、低刺激低ダメージに越したことはないと思います。
そのようないたわりが、積み重なって、数年後の自分自身に返ってくると、当店では考えております。
シャンプーで傷ませない
サロンで使うシャンプーやトリートメントが市販のものよりも髪や頭皮にいいのは当たり前のことですが、先ほどシステムトリートメントのお話でもふれたように、サロンでのいい状態をより長く保っていただくために、サロンのシャンプーやトリートメントをご自宅でもご使用いただきたいと考えております。
ダメージなどは、日々の積み重ねで蓄積されたものですので、サロンで1回何かの施術をしてすぐよくなってそれがずっと続くようなことはありません。
そのため、サロンでのケアで終わらずに、日々のケアにオーガニックの優しいものを使っていただきたいと、私たちは願っています。
繰り返しになりますが、先を見据えた予防美容、それがNfractalの目指すところです。
それを実現するには、どのような商品や薬剤で、どのようなメニューで、施術を行えばいいのか、
今後も改善を重ねていく所存です。
ずっと美しい頭皮と髪を保ちましょう
サロンでのシステムトリートメントから、それを持続させるための自宅ケアの重要性、予防美容などいろいろお話してきましたが、いかがでしょうか。
何事も無理はいけないので、自分のできる範囲、負担にならない範囲で、上記のようなことを取り入れて頂けたら幸いです。
ただその時にお願いしたいのは、ぜひ10年後の自分を大切にする予防の発想で考えてほしいということです。
市場にいろんなものが出回っていますので、もし何がベストなのか、どのメニューでどうケアするのがいいのかわからなくなってしまうこともあるかと思います。
その時は、ぜひNfractalにいらっしゃった際に、担当スタイリストにお気軽にご相談いただければと思っております。
当店では、あれもこれもやった方がいい、あれもこれも買った方がいい、などと押し売りするようなことは致しません。
いろいろやった方がいいのはわかっているけど、その中でも今の状態だったらどうしたらいいの?という想いがあるかもしれません。
そんな時は、遠慮せずそのままの想いを担当にお伝えください。
プロとしてのご提案をさせて頂くのと同時に、一緒に最善の方法を考えていきましょう。
Nfractalでお待ちいたしております。