ヘアカラーの仕組み

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ヘアカラーの仕組み

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こんにちは
南流山駅徒歩1分の美容室【Nfractal】です!

今日はヘアカラーの仕組みについてお話していきたいと思います。

基本的には、仕組みは市販のものとほぼ同じです。

仕組みを知って正しく付き合っていきたいですね!


まず、

ヘアカラーは、物理的に毛髪を染色する「化粧品」の染毛料と、
化学反応を利用して染色する「医薬部外品」の染毛剤に分類されます。

「医薬部外品」である染毛剤には酸化すると発色する性質を持つ染料(酸化染料)
が有効成分として配合されており、そのような理由から “酸化染毛剤”と呼ばれます♪
(これが一般的なヘアカラーと呼ばれているものです)

この酸化染料の代表的なものがパラフェニレンジアミンというものです。

酸化染毛剤で髪を染めるときは、酸化染料の入った1剤と、
過酸化水素が入った2剤を混合してから、髪に塗布・放置して染めていきます。

一般的に酸化染毛剤は、染まる効果を高めるために、アルカリ性になっています。

このアルカリ性の酸化染毛剤で使われている1剤と2剤の最も簡単なつくりは、
1剤=酸化染料+アルカリ剤+水
2剤=過酸化水素水+水
です。

混ざってアルカリ性になることで、
過酸化水素が分解されて活性酸素を放出し、
メラニン色素を分解すると共に、酸化染料が入り込み、酸化して発色します。

また、中に入り込んだ酸化染料は、
毛髪内で大きくなるので、 外に流れ出さないので長持ちする仕組みになっています♪

(しかし、その膨らんで大きくなった染料よりも、
髪のキューティクルの開きがダメージにより大きくなってしまうと、
染料が流出してしまい、短期間で色落ちしてしまいます(^^;))

このように、酸化染毛剤は、毛髪の脱色(ブリーチ)と酸化染料による染色を同時に行って、
髪を染めているんです。

したがって、酸化染毛剤を使用すると、ブリーチ効果もあるので元の髪の色よりも明るくできたり、
染料により暗くしたりすることができるんですね♪

ところで、
よく市販で売っているカラーは、いろいろな人が同じ薬で染めることを考えて作られています。

という事は、髪が太くて明るくなりにくい人もいるので、
そのような方でも染まるように薬を強くしていることが考えられます。

それを髪が細い方などが使うと、やはり不必要に傷んでしまいます。(>_<)

なので、長く美しい髪でいるためには、
毎回全体染めではなく、根元のみを美容室で染めてもらい、
様子を見ながら、薬剤の強さを調整しながら数回に1回毛先を染める、
というのが理想です。

そして、髪が傷んでしまっていたり、
洗浄力の強いシャンプーで洗っていたりすると、
カラーも長持ちせずに、頻繁に染めることになり、
それがまたダメージを進行させる、
といった負のスパイラルに陥ることもありますので、
シャンプーとトリートメントによる適切なケアが大切になってきますね。

ちなみに、酸化染料の主成分であるパラフェニレンジアミンですが、
この成分がアレルギー反応を起こすもとになっていると言われています。

ですが、当店のカラー剤は厳しい自然派の認証であるヴィ―ガン認証を得ており、
このパラフェニレンジアミンも、アレルギーを起こしにくい成分で代用されています。

頭皮にも髪にも優しく、ダメージレスで長くきれいな状態でいたいですよね♪

南流山  オーガニック美容室Nfractal