髪の水素結合とスタイリング
こんにちは
Nfractalです!
今日は髪の結合の一つでもある水素結合についてお話していこうと思います!
髪の水素結合とは?
水素結合とは、その名の通り水素による結合を指します。
髪で言えば、濡れているときに切れて、乾くと再結合する性質があります。
そのため、半乾きの状態で寝てしまうと、
次の日に寝ぐせですごいことになってしまいますよね(^^;)
逆にこの水素結合をうまく利用することで、
スタイリングが上手くいったりするんです♪
例えば、髪にパーマがかかっていたり、
少し癖がある場合などは、
朝起きたら、少し毛先を濡らしてから、
手で持ち上げるようにやさしく乾かしてあげると、キレイなウェーブが出ます!
水素結合の場合は、乾く瞬間が一番大事ですので、手で持ち上げてウェーブを出した状態で、
結合させることでスタイリングの持ちもよくなります。
逆に、ストレートにしたいなら、手で適度に引っ張りながら乾かすことで、
伸びた状態で結合するので、真っすぐになります。(ハンドブローと言います)
そのため、ウェーブを出したいのに、強い風で乾かしていたり、
手で引っ張って乾かしていると、せっかくのパーマも台無しになってしまいます。(>_<)
そして、スタイリングと言えばコテやアイロンですが、
それらを使う前に使用するスタイリングミストのようなものがありますよね。
あれは髪を熱から守る意味もありますが、水素結合で形がつきやすいようにしている、
という効果もあります。
ただし、180度などの高温でやってしまうと、
髪が焼ける原因になりますので、使用する際は注意が必要です。
しっかり乾かしても、髪の中には水分が残っていますので、
イロンなどをすると湯気が出たりしますよね。
この湯気は、そこまで問題ではありません。
しかし、「バチバチ」とか「ジュッ」と音がする場合は、
濡れすぎですので髪が焼けないようにするために、ドライヤーし直してください。
以前も書きましたが、
髪は自己再生力を持っていないので、日々のそのようなダメージは、
どんどん蓄積される一方で、最終的には切れ毛、ビビり毛に繋がってしまいますので、
日常での意識と、美容室でのケアの両方でダメージの蓄積を最小限に抑えることが、
長くきれいな髪でいるための王道です。
しかし、ダメージを気にして、低い温度のコテやアイロンでスタイリングしていると、
なかなか長持ちしないですよね(^^;)
そんな時は、ワックスやスプレーなどのスタイリング剤を使用すると、ダメージレスに長持ちさせられます。
直毛の方は、どうしてもある程度温度を上げる必要があるのですが、
自分の髪の形の付く最低温度を把握してみるのが良いかと思います。
そして、その最低温度から最大でもプラス10~20度までに抑えて形を作ります。
出来たら、ワックスとスプレーで柔らかさを保った状態で少し固めます。
また、もし最低温度が160度を超えるような方は、デジタルパーマを1度かけてしまう方が、
繰り返しのコテよりもダメージが少なくて済む場合が多いです。
デジタルパーマは、スタイリングと違い水素結合以外の結合(SS結合)にも作用して髪の形を変え、
コテよりも低温の熱により形状記憶させる技術ですので、
形の付きにくい方は、その方がダメージが軽減されるので合っているかもしれません。
自分がどのようなタイプなのかわからなければ、お気軽にご相談くださいね☆
千葉県流山市南流山 オーガニック美容室Nfractal